予防メンテナンス・むし歯治療・歯周病治療・小児歯科・歯周病認定医のいる岩見沢市の歯医者 本間歯科医院

予防歯科専門外来

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小児歯科について

歯の役割

味覚を豊かに保ち、食事の歯ざわりや、歯ごたえを楽しむ。美しい表情をつくるなど、わたしたちの歯の働きはさまざまです。
見た目だけでなく、健康な生活を送る上で、歯の役割は欠かせないものばかりです。

健康な身体をつくるための咬み合わせ
咬み合わせに異常があると、頭痛がしたり、姿勢が悪くなって肩こりになるなど、身体へ様々な影響があります。
歯の異常を軽く考えずに、早いうちに治療するよう心掛けましょう。
食べ物を噛んで病気防止
食事をするときに良く噛むことで、食べ物の栄養をしっかりと吸収することができます。
良い歯で良く噛むことが、全身の健康に繋がります。
発音を助ける
言葉を発する時の発音。歯にも唇や舌と同じように発音を助ける役割があります。
例えば、前歯にすき間があるだけで、正確できれいな発音はできません。先天性のものの他に、生活習慣により歯並びが悪化することがあるので、生活する上でも気をつけて美しい歯並びを保ちましょう。

お父さん、お母さん! お子様の歯(乳歯)はとっても危ないです!

将来むし歯の無いきれいな歯並びと正しいかみ合わせになるためには、早い時期からのしっかりしたケアが大切です! お父さん、お母さんでお子様の大事な歯を守りましょう!

  • 注意1

    乳歯のむし歯がよくできるとこは、奥歯の歯と歯の間で、見た目にはよくわかりづらく、むし歯が進行しても気づくのがれ、突然穴が開いてしまいます。

  • 注意2

    むし歯の痛みは出たり、引いたりします。子供が痛いと言っても、次の日には治ってしまい、見過ごされてしまうことがあります! 食べ方や仕上げ磨きの時に小さな変化を見逃さずに、観察してあげることです。

  • 注意3

    子供はまだ痛みの感覚が発達しておらず、痛みがあっても気づきにくいのでむし歯が進行してしまいます。
    むし歯の痛みを感じるよりも、むし歯で穴が開いて、そこに食べカスが詰まって歯ぐきが腫れていたい場合が多いのです。

  • 注意4

    乳歯は神経が大きく、エナメル質と象牙質の厚みが薄いために、むし歯になると直ぐに神経まで進行します。乳歯の神経は大きく、むし歯になるとすぐに神経まで進んでしまいます。

年代別の予防方法

幼少期~3歳

1.寝る前のハミガキ

むし歯を早い時期に作ってしまう子どもさんにほぼ共通していることが「甘いものが大好物」
そして、食べ方にも特徴があり、夜寝る前や寝ながら甘いものを食べていたりしています。普段子供さんの口の中は、唾液でベタベタ、この唾液がむし歯菌を殺菌してくれるのですが、 寝ている間は唾液が出ずに、むし歯菌が大量発生します。ここに甘い食べ物があると歯が溶けて、むし歯になります。甘いものを今さら食べさせないというのは、難しいですよね。ですので、寝る前には必ずハミガキ。その後には、水やお茶は大丈夫ですが、 ジュースや牛乳はアウトです。しかし、それでは寝付かないという場合もあるかと思います。残念ながら、むし歯は出来てしまってからでは手遅れです。ここは心を鬼にして頑張りましょう!

2.おやつの時間

おやつを食べるときに、気をつけて頂きたいことがあります。それは、"だらだら食べない"ということです。
人の口の中は、普段は中性に近い状態に保たれています。食べ物が口の中に入ると、口の中が酸性になります。そして、しばらく時間がたつと中性に戻っていきます。むし歯は、歯が酸によって溶かされる病気です。したがって、口の中が酸性のときに進行します。そのために、できるだけ口の中は中性の時間を長くしておく必要があります。 つまり、むし歯を避けるためには、おやつをだらだらと長時間食べるないことが大切なのです。

3.両親のお口をきれいに保つ

むし歯菌がなければむし歯にはなりません。生まれたばかりの子供さんにむし歯菌はいません。では、なぜむし歯菌が出てくるのかというと、他人からの感染です。3歳までにむし歯菌がうつらなければ、むし歯菌が増えにくいと言われています。このむし歯菌のほとんどは、ご両親、おじいちゃん、おばあちゃん、兄弟姉妹から感染します。よく、むし歯菌をうつさないために、箸やスプーンなどを共有しない、キスをしない、食べのもを口うつしでしない、などの工夫をする方がいます。しかし、むし歯菌の感染はちょっとしたことで起こります。食べ物を冷ましてあげるために、フーフーするだけでうつってしまいます。このように、接触しないで感染を防ぐことは、不可能で発育に大切なスキンシップを奪います。そこで、ご両親に徹底していただきたいことは、ご自身のお口を清潔にして、ご自身のむし歯菌を減らしておくということです。
ご両親のお口の健康は、ご家庭での歯磨きにかかっています。ご自分での歯磨きに自信がない場合は、歯科医院での定期的なチェックや磨き残しの徹底クリーニングを受けてください。

3歳から6歳

この時期は乳歯のみの時期です。この時期は大きなむし歯を作ることは稀ですが、多くのお子様がむし歯を作ります。基本的なことは、3歳までと一緒です。ただし、乳歯のむし歯ができやすい場所が違います。3歳までは、奥歯のかみ合わせにできやすいのですが、この時期は前歯や奥歯の歯と歯の間にできます。これは、奥から永久歯が出てくるために、歯と歯の間が後ろから押されてつまり、物が歯の間にはさまりやすくなるからです。これは普通では見つけにくく、学校の健診でも見おとされやすい所です。この部分は一般的な予防に加えて、糸ようじやフロスを1日1度は通すことで予防できます。

6歳前後

この時期に永久歯が生え始めてきます。前歯が抜け落ちて、すきっぱ状態になるのはこの時期です。また、乳歯の奥から6歳臼歯という歯が生えてきます。この歯は、交換するのではなく、乳歯の奥の歯茎の部分から生えてきます。そのため、歯の存在に気付かずに磨き忘れていることがあります。生えてきた直後の永久歯は、歯の表面が弱いため、むし歯になる危険が大きいのです。この時期は、大切な永久歯をむし歯にしてしまいやすいので、この時期までに歯科医院に定期的に通っているのが理想です。 特に、歯科医院でのフッ素塗布が有効です。

6~12歳前後

この時期は乳歯と永久歯が混在しています。歯列矯正は、この時期に始めるのが一般的です。そろそろ歯磨きを自立させていきましょう。また、続々と永久歯が生えてきますので、フッ素塗布が引き続き有効です。この時期にむし歯になりやすいのは、やはり6歳臼歯(奥歯の永久歯)です。6歳臼歯がむし歯にならないようにフッ素と合わせて、噛み合わせの溝を埋めるシーラントも有効です。細心の注意を払って予防しましょう。

12歳前後

この時期にそろそろ全ての乳歯が抜け落ちて、永久歯にかわります。この時期までにむし歯がない人は、将来的にもむし歯ができる可能性が低いでしょう。ただ、むし歯ができにくくても、歯周病にはかかります。歯周病は10代中頃に始まりますが、その予防は早くからしているほうが有利です。むし歯がないからといって油断せずに、定期的なメンテナンスを行うことが大切です。

あま~い砂糖のこわ~いお話

砂糖

砂糖の怖さってなに?

歯が溶けるのは砂糖を食べるからじゃないの?と思う人が多いかもしれません。でも、むし歯は砂糖だけが原因でできるのではありません。いくつもの条件が重なったとき、むし歯ができるのです。それは、お口の中に“”と“”、そして“ミュータンス菌”がそろっているときです。でも、ただ歯に“”と“”が付いているだけで、すぐむし歯になるのかといったら、そうではありません。

ミュータンス菌ってなに?

一般的に知られているむし歯菌はミュータンス菌です。よくテレビのCMで「プラークコントロール」といわれるようになりましたが、プラーク(歯垢)とは歯の表面に付いた食べカスだけでなく、そこに細菌がいると考えてください。つまり、プラークはミュータンス菌のおうちのようなもの。ここに新たにごはんを届けると、ミュータンス菌は喜々として酸を作り出すわけです。

ミュータンス菌ってどんなもの?

ミュータンス菌は、砂糖を分解して、「グルカン」という糊のようにネバネバして、くっつきやすい物質をつくります。このグルカンが、歯の表面に張りつくと、そこにミュータンス菌をはじめ、口の中に生息するさまざま菌がくっつき、細菌の塊である「プラーク(歯垢)」をつくります。そして、プラークの中の ミュータンス菌が、食べ物や飲み物に含まれる糖分を取り込むと、酸をつくり出して、歯を溶かしてしまうのです。

ミュータンス菌に酸を作らせない!?

ミュータンス菌は、主に炭水化物や砂糖、果糖、乳糖などをもとに酸を作り出します。特に砂糖はむし歯との関連がはっきりと認められており、むし歯を予防するには砂糖の摂取量をなんとしても減らすべきだと考えられてきました。そこで、ミュータンス菌が歯を溶かす酸を作れないような甘味料を、という発想から代用糖が生まれました。市販されているガムやアメなどに「シュガーレス」と記載されているものは、甘味料として砂糖ではなくキシリトールやパラチノースといった代用糖が使われており、菌が酸を作ることができないのでむし歯を予防できるというわけです。

赤ちゃんにミュータンス菌はいません!

赤ちゃんと母親

ミュータンス菌は、生まれたての赤ちゃんの口の中には存在しません。母親(周囲の大人)が口移しでものを食べさせたり、同じスプーンを使用した際などに、だ液を通じて感染し、そのまま棲みついてしまうものなのです。母親のミュータンス菌の数が多いと子供のミュータンス菌の数も多く、むし歯になるリスクが2倍以上高いというデータもあり、 子供のむし歯を減らすためには、まず母親を含めた周りの大人たちが自分のミュータンス菌を減らす努力を行うことが非常に重要といえます。

ミュータンス菌を減らすには!

ミュータンス菌はミュータンス菌を、口の中から完全に取り除くことは困難ですが、数を減らすことで、むし歯の予防をすることができます。その鍵を握っているのは、「フッ素」「キシリトール」「歯のクリーニング」です。

フッ素

「フッ素」には、ミュータンス菌の活動を抑え、酸がつくられるのを防ぐ作用があります。また、歯を強化したり、歯から溶け出したカルシウムを歯の表 面に戻す「再石灰化」を促進したりもします。むし歯を予防するには、フッ素入りの歯磨き粉やジェルを毎日使うようにしましょう。さらに、3ヶ月に一度くらいの頻度で、歯科医院でフッ素塗布をしてもらうのも効果的です。

キシリトール

キシリトールは、白樺や樫などの樹木から摂れる成分を原料にした天然の甘味料で、長期間使用することによって、ミュータンス菌の働きを弱めてくれます。また食事をすると、口の中で酸がつくられますが、食後にキシリトールガムを噛めば、唾液の分泌が促されて、酸が中和されたり、再石灰化が促されたりします。ただし、キシリトールガムなら、何でもいいというわけではありません。キシリトールが50%以上含まれているかどうか、キシリトール以外の甘味料が含まれていないかどうかをきちんと確認するようにしましょう。

歯のクリーニング

ミュータンス菌の温床になるプラークは、そのまま放っておくと、菌が増殖して「バイオフィルム」というバリアのような膜をつくります。しかし、このバイオフィルムは、粘着力や耐性がとても強いので、歯磨きをしても、落としきることができません。完全に除去するには、歯科医院で定期的に歯のクリーニング(PMTC)を受ける事が有効です。

普段口にしている食べ物・飲み物に入っている砂糖の量

普段口にしている食べ物・飲み物の糖分量

いろんな食べ物の砂糖量

砂糖は一日の摂取量の目安は50gと言われています。上記の写真の角砂糖は3g~4gを目安に見てください!砂糖のとりすぎは、むし歯の原因になるだけでなく、肥満、高脂血症、動脈硬化、糖尿病などの成人病の原因にもなります。
子供に与える"おやつ"といえば"お菓子"と考えるお母さんが多いのではないでしょうか。"おやつ=お菓子"と考えると、どうしても"あまいもの"が中心となり、むし歯にかかりやすくなります。おやつは、時間と量を決めて規則正しく与えるようにしましょう。

3歳ぐらいの子供のおやつの量は一日の食事量の10~15%ぐらいとし(150kcal~300kcal)、エネルギーだけでなくタンパク質やビタミン・カルシウムなど栄養のバランスも考えて与えましょう。たとえば、牛乳1本とふかしいも半分(100g)で250kcalぐらい、また牛乳1本とビス ケット5枚で270kcalぐらいになります。参考にして下さい。

むし歯になりやすい、なりにくい食べ物の例

大人が気をつけること

感染源となる大人(特に保護者)の悪玉菌を減らす

そのためには口腔衛生指導やPMTCなど歯科医院でメインテナンスを受ける。

感染経路を遮断する

子供と同じ箸やスプーンを共有しない。噛み与えをしない。
31ヶ月までのむし歯菌感染を予防できればその後のむし歯予防がとても楽になります。又、感染時期が遅いほどむし歯は軽症で済みます。

子供のショ糖摂取を控える

悪玉菌が子供の口の中に感染する時点ですでに存在すると悪玉菌が定着しやすいため。
加えてこの時期にショ糖の味を覚えてしまうと、その量が増える事はあっても、なかなか減らす事が難しくなります。

知られざるむし歯予防のメリット

フッ素

むし歯になる人生か、むし歯にならない人生かが、実は1才半~3才の間に決まります! それはむし歯菌(ミュータンス)がお口の中に感染するのが、1才半~3才だからです。そうです。生まれたばかりの赤ちゃんにはむし歯菌はいないのです。
では、どこから感染してしまうかというと…「1位 お母さん」、「2位 お父さん」、「3位 おじいちゃん、おばあちゃん」ですから、お子様の歯の予防を始める前に両親の歯のケアをした方が、結果的にお子様の歯を守れるんですね。最近、歯のチェックしてないなぁ…という方は今すぐ、チェックしてもらいましょう! 3才までにむし歯ゼロ、良いかみ合わせ、定期的な予防週間を身につけることがとっても大事です。

歯の予防で500万円節約!?

3才までにむし歯ゼロにすることが、どれくらい大事なのか…もう少し説明させてください。こんな話聞いたことありますか?「生涯自分の歯で食べていける人」と「歯を失って入れ歯の生活になってしまう人」とで生涯にかかる医療費が約500万円違うのです。当然、歯の治療費が違います。(歯を1本失うとインプラントで30万円くらいかかります。)
さらに、入れ歯ではちゃんと物が咬めないので飲み込む事が中心になり、胃腸にとても負担をかけます。胃ガン、大腸ガンのリスクを高めます。また、飲み込むことがしっかりできないことで、肺炎のリスクを高めます。

ある調べでは、ご自分の歯がある方に比べ入れ歯の方の寝たきりや認知症になる確率が高くなることも言われています。これらの事を含めて歯の大切さを感じて頂きたいと思います。口は、内臓の入り口と言われています。お口の健康を保つことが全身に良い影響を与えるんですね。

歯っぴーキッズクラブ

  • 資格

    0~15歳までの
    お子様ならむし歯の
    有無にかかわらず
    入会することができます。

  • 目的

    お子様に歯の大切さを理解してもらい、自ら進んで自分の歯を守るために来院していただくことを
    目指しています。

  • 費用

    入会金 - 500円
    年会費 - なし
    原則的には、全て治療は
    保険の範囲内で行います。

特典

「デンタルノート(お口の健康手帳)」の配布

歯ブラシプレゼント3ヶ月定期健診の際、フッ素無料(通常500円かかります)

ポイントカード配布。フッ素塗布ごとに1つスタンプ押します。
ポイントがたまればステキなプレゼントお口の成長を、写真をとって記録します。

キッズクラブに入る理由 その1

「歯医者嫌い」のお子様を少なくしたいと考えています。歯医者嫌いになってしまうと、大人になってからも多少、歯が痛くても我慢して余計に歯を悪くしてしまったりします。「子供の歯はどうせ、生え替わるからいいや」とお考えになられている方も多いようです。
ですが、子供の歯で悪い歯が多いと、大人の歯に上手く生え替わることができず、歯並びが悪くなってしまったりします。また、お子様の歯が悪いと、硬い物を食べられないことによって、あごの発育が悪くなってしまう、ということもあります。

キッズクラブに入る理由 その2

歯磨きをする子供と見守る母親

・一人で上手に歯磨きができない
・乳歯は食べカスがたまりやすい
・乳歯は永久歯に比べ、エナメル質も象牙質も半分の厚さしかない
・乳歯は再石灰化の力が弱い
などといった理由があります。
乳歯は痛みが出にくいこともあって、一度むし歯になると、あっという間に進行してしまいます。よってキッズクラブに入会していただいたお子様には、3ヶ月に一回検診に来院していただくようお願いいたしますので、早期発見が可能です。自分の歯を守るため、楽しくご来院いただけるよう、お手伝いさせていただきます。

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